【ショア青物ゲーム】秋の佐多岬で青物にアタック!!
台風通過後のタイミングで鹿児島県・佐多岬の沖磯に釣行してきました。当日は赤木光広さん、大野 祐さんと同じ磯に上がり、カンパチをはじめとする青物を狙ったところ…
Text & Photo 東村純孝
ヒラマサスナイパーがいきなり本領を発揮
2018年は日本各地で地震、集中豪雨、台風など、さまざまな災害に見舞われました。被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
僕の住む鹿児島県もたび重なる台風の影響を受け、釣行場所が限られるなど、思うような釣りができずにいました。その中で佐多岬周辺は初夏ごろから海が時化ることが多く、さまざまなベイトがショアラインに寄り、それを追ってやってくるカンパチやエバなどがよく釣れていました。
そして迎えた秋磯シーズン。この時期、仲間内で最も楽しみにしているのが、友人が鹿児島にやってくることです。その友人とは当サイトでもおなじみの赤木光広さんと大野 祐さんで、お2人と一緒に佐多岬釣行へ釣行します。日中は釣りを楽しみ、夕方からは浜辺でバーベキューを楽しみながら大いに飲んで語らうというのが毎年の恒例行事となっています。
そして、楽しみにしていた釣行の1週間前、台風24号が無事に過ぎ去って安心したのも束の間、すぐに台風25号が発生しました。一時は釣行が危ぶまれましたが、台風が過ぎた後の10月7日は何とか釣りができそうな予報だったので、予定通り10月5日に赤木さんと大野さんが来鹿。5~6日は鹿児島観光やバーベキューなどを楽しみ、7日は渡船利用で沖磯へと渡りました。
今回お世話になった渡船は田尻港の「第五このみ丸」さん。創業40年のベテラン船長で、もともと漁師をされていたので魚について非常に詳しく、卓越した操船技術で安全に磯へ渡してくれます。
当日の午前6時、港で船を待っていると、あちこちでベイトが浮いて海面がざわついているのが確認できました。「今日はいい釣りができそうだ」と期待に胸を膨らませて沖磯へと向かいました。
台風25号が前日に東シナ海側を通過したため、西側の磯はまだ台風ウネリが残っていたので全員東側の磯に渡礁。僕は赤木さん、大野さんとともに潮通しのよい岬の磯に渡してもらいました。潮は上りの中潮で満潮が5時。渡礁時は東側から西側へと潮が緩く流れている状況でした。
[spacer]さっそくタックルの準備を済ませ、朝日がきれいだったので写真を撮っていると、いきなり「ヒット!!」の声が。先端部でキャストしていた大野さんの竿が大きく曲がっています。
[spacer]さすが外房のショアスナイパーといったところで、電光石火でヒットに持ち込み、魚をスムーズに寄せています。高い足場でファイトしていたため、僕がサポートに入って太い尻尾をがっちりと掴んでランディングに成功。佐多岬では珍しい大型ヒラマサです!! このエリアはカンパチやブリなどの魚影は濃いのですが、ヒラマサは決して多くはないのでさすがとしかいいようがありません。撮影を済ませて大野さんに続こうと僕もキャストを開始しました。
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