【SHORE SNIPER vol.11】対馬の沖磯でヒラマサ+α狙い
嬉しい本命をキャッチ
朝からルアーを投げ続けていたのでここで昼休憩を取ることに。弁当を食べながらのんびり海を眺めていると、潮流の向きがかわっていることに気づきました。朝はヨドんでいたチャカ着け場ですが、潮が差してきて潮目がくっきりと浮かび、いかにも釣れそうな雰囲気になっています。これを見てすぐに釣りを再開。するとその数投め、岸と並行にキャストしたダイビングペンシルに派手なバイトが!! 魚の手応えがしっかりと伝わったところで合わせを入れ、ヒットに持ち込むことに成功しました。
ただ、このままファイトを続けると足もとのハエ根にラインが干渉すると判断。ロッドを高く保持したまま走って魚の方に向かうと、ラッキーなことに沖に出てくれました。ここからは余裕を持ってファイトすることができ、無事にキャッチしたのは4㌔ほどのアベレージサイズでしたが、嬉しさが込み上げてきました。
裏側でキャストしていた釣友を呼び、並んで釣りを再開。私にも釣友にもバイトが連発しましたがフッキングには至りません。そうこうしているうちに潮の流れがかわったのか、潮目が消えてしまい反応がなくなりました。わずか数十分の時合でした。
[spacer]サラシ内でヒットした魚の正体は…
時間が経つにつれて徐々に風が強まり、風波ですが、海は荒れたコンディションにかわってきました。風裏のポイントにも波が回り込んできて、足もとには手ごろなサラシが広がり、ヒラスズキのヒットが期待できるような状況になってきました。
さっそくルアーをミノーにつけ替え、足もとに広がるサラシをチェックすることに。波のタイミングを見ながら数㍍先のサラシ際にミノーをキャストし、ゆっくりと漂わせるようにサラシ内でドリフトさせると「コツッ」とついばむようなアタリがでました。
フッキング入れるとゴンゴンと首を振る感触が伝わり、その重量感からもすぐにヒラマサだと分かりました。根ズレによるラインブレイクを回避するため、ロッドを保持したままの状態で魚の引きによってラインを引き出させます。リーダーはゴリゴリと根に擦られましたが、幸いPEのブレイクは免れて何とかキャッチ。2匹めと同じ4㌔ほどのサイズでしたが、足もとでヒットしてギリギリのファイトでキャッチできたため、満足感の大きい1匹となりました。ちなみに、別の磯に渡礁していたアングラーは波が出てからヒラスズキの反応がよくなり、ヒットが続いたようでした。
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