【SHORE SNIPER vol.11】対馬の沖磯でヒラマサ+α狙い
ハイポテンシャルフィールドとして知られる対馬の沖磯に遠征してきました。夏の終わりごろにはヒラマサが乱舞して絶好調だったようですが、果たして今回の結果は…
Text & Photo 大野 祐
[spacer]豪雨災害に連続する台風の上陸、北海道地震と天災に対する不安は尽きませんが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
私のホームである外房は春の好調から一転し、2018年後半シーズンは出だしから不調が続いています。それでも私はフィールドに足を運んでおり、決してホームに見切りをつけたわけではありませんが、今回は自身2度めとなる対馬に遠征してきましたので、その模様をお届けしたいと思います。
開始数投で派手なバイトが!!
魚影の濃さやロケーションのよさはいうまでもありませんが、私の住む関東エリアからは仕事が終わってから飛行機に乗り、翌朝には釣りができるというアクセスのよさが対馬遠征の魅力です。今回は釣友2人との3人旅。福岡空港に集合し、博多港から深夜発のフェリーに乗って現地に向かいました。
昨年に続き、お世話になったのは「梅乃家」さん。若い船長ですがアングラーの要望にしっかりと応えてくれ、常に我々を笑顔にさせるジョークとイタズラ好きな点が印象的で、私にとって最高の渡船宿の1つです。
さて、当日は午前5時ごろに対馬・厳原港に到着。若船長が迎えにきてくれてさっそく沖磯へと向かいました。船長に最近の釣況について確認すると、夏の終わりごろにはヒラマサが乱舞して絶好調だったようですが、最近はポツポツと釣れている程度とのこと。とはいえ、ポテンシャルの高いフィールドだけに期待が膨らみます。
ポイントに選んだのは潮通しのよい島で全周歩いて回ることができる場所です。渡礁後、まずは潮流や風向き、潮目などをじっくりと観察します。そして流れと風がぶつかり、ヨレと潮目が複合している岬の先端で実釣を開始することにしました。
[spacer]まずは190㍉のダイビングペンシルをキャスト。すると数投で派手なバイトが!! しかし、残念ながらミスバイトに終わりました。その後もルアーの後方でチェイスやモジリが確認できるのですが、ヒットには至りません。そこで思い切ってルアーを130㍉にサイズダウン。これが奏功したようで、すぐにヒットに持ち込むことができました。
すんなりと上がってたのは小ぶりな豆ヒラと呼ばれるサイズのヒラマサ。とはいえ、とりあえず1匹キャッチできてひと安心です。
[spacer]その後は釣友2人も呼び寄せてキャストを続けましたが、何度かチェイスやバイトがあったもののキャッチには至らず…。徐々に潮の流れが変化し、それに合わせるように魚の気配もなくなりました。
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