【オフショアジギング】ショートクイックジャークでタチウオを攻略!!
注意点
同じジグをジャークしていると微妙な引き抵抗の違いが分かるはずだ。これが潮流変化のサインであり、大抵の場合は大きな負荷を感じる(潮が効いている)場所やタイミングで食ってくる。
また、状況によってはジグが船の下に向かって落ちていくことがある。こうなるとロッドとラインの角度が鋭角になり過ぎてジャークしづらい上、負荷がかかり過ぎてアタリが分かりにくい。
このようなときは重めのジグを使用することで多少は解消できる。しかし、ジグのシルエットが大きくなると、どうしても食いがわるくなる。そこで、小型ジグのまま沖へキャストし、着底するころに竿の真下にくるように調整したい。頭で計算しながら何度もトライすれば、ベストなキャスト位置と方向が導き出せるはずだ。
[spacer]ワンポイントアドバイス
タチウオの鋭い歯によるラインブレイクを防ぐ手段として、ワイヤーリーダーの使用があげられる。しかし、ワイヤーリーダーをセットするとタチウオに見切られてヒット率がわるくなることが多い。そこで35 Lb以上のフロロカーボンリーダーの使用をおすすめしたい。このクラスなら少し噛まれたぐらいではラインブレイクしにくくヒット率の向上に繋がる。
また、日ごろからたくさんのジグを見ているタチウオはかなり用心深くなっている。そんなスレた個体を相手にする場合はスピンテールジグなども有効だ。少し目線をかえるだけで口を使うこともあるので柔軟な考え方で挑みたい。
最後に、魚の活性が低いときはアタリがあるものの、なかなかフッキングに持ち込めない。そのようなときはショートバイトでも思い切りロッドをあおって合わせるように心がけたい。これで運よく負荷がかかればヒットに持ち込める。
スポンサーリンク
※文章・写真・記事などのコンテンツの無断での転用は一切禁止です(詳細はサイトポリシーをご確認下さい)。