好ターゲットを完全攻略!! ライトに楽しむショアジギング【ハマチ編①】
サーフでのポイント選びはちょっとした変化を見逃さないようにすることが重要。アプローチではアップ&スローテンポの2パターンでジグを操作してヒットに繋げよう‼
解説:山本典史
青物狙いのコンセプト
ライトショアジギングと聞いて真っ先に思い浮かぶパターンの1つがサーフでの青物狙いだ。ライトといえども思わぬ大物がヒットすることもあるが、根などのストラクチャーが少ないのでキャッチできる可能性も高い。
ひとことにサーフゲームといってもエリアによってさまざまなターゲットが狙える。その中で一般的といえるのはハマチやソウダガツオだろう。そして、地域によってはシオ(カンパチの若魚)も狙える。
ポイントの目安としては30㌘程度のジグを50㍍以上キャストし、10~20秒でボトムが取れる場所がいいだろう。潮の流れがなくてもジグが着底するまでに20秒ほど要する深場ならヒットの可能性がある。逆にシャローでもボトムまで10秒以上かかるなら潮の流れが効いているということになり大いに期待できる。
また、サーフでのポイント選びではちょっとした変化も見逃さないようにしたい。他の場所よりも波立ちが遅いところや早いところ、海岸線の張り出しや凹み、砂、砂利の質の変化などが目安となる。そして、その境目は回遊してきた青物のフィーディングポイントになることが多いので、ていねいに攻めるようにしたい。このような場所では比較的イージーにバイトしてくる可能性が高い。
[spacer] [spacer]スリム系ジグによるスキッピング&ダートを中心に‼
僕の場合、30㌘クラスのライトジグならスイミングで誘うことが多い(80㌘クラスのヘビージグを使用するときはシャクリが中心)。具体的にはスリム系ジグを用いて水面付近をスキッピング&ダートでアピールする。また、まったく別のアプローチパターンとして扁平な形状のジグを用い、フォール&ダートで水面からボトムまでさまざまなレンジをスローに攻めることも多い。
スキッピングは水面を叩くジグの波動で広範囲にアピールでき、さらにジグの沈下を防ぐために自然とファーストリトリーブとなるのでテンポの早いゲームが展開できる。逆にフォール重視の場合はスローテンポで攻めることになるので手返しは遅くなりがちだが、スキッピングに反応するもののバイトに至らないターゲットの口を使わせることができる。
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