充実度120㌫を実現するオトナの夜遊び【チヌ(キビレ)ゲーム編】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

充実度120㌫を実現するオトナの夜遊び【チヌ(キビレ)ゲーム編】

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タックルバランス

私は狙うポイントによって2種類のタックルを使い分けている。大きな違いは使用するルアーであり、ロッド選択はルアーに対応するというよりも狙い方に対応させる意図が大きい。具体的には次の2種類となる。

●ボトムトーレース用…私がメインに使用するルアーはガルフバグだが、他にもテキサスリグやジグヘッドリグなどの使用が考えられる。

ロッドは7.8㌳がちょうどよい長さだと感じている。短過ぎると瞬間的にルアーを跳ね上げて根掛かりを回避することが困難となり、長過ぎるとルアーコントロールが大雑把になる。テーパーについてはあまりにスロー過ぎるとルアーがストラクチャーなどにコンタクトしたことを感知するのにタイムラグが生じるので好みではない。

そして、柔らかいロッドを硬く使うことは難しいが、逆は手首を柔軟に使うことで対応できる。そういったわけでチョイスに迷ったときは硬めのものをおすすめしたい。

●宙層トレース用…私がメインに使用するルアーはチャタータイプのクエイキーバグ。他にも小型バイブレーションやクランクベイトなどの使用が考えられる。

ロッドは8.2㌳と少し長めのものをチョイス。このパターンではテトラや石積みに沿って平行にトレースするのだが、ロッドが長いほどタイトにトレースしやすい。また、レンジを瞬時にかえたい場合も多く、このときに長めのロッドなら少しの動作でルアーをコントロールできるので対応がラクである。

チヌゲーム ステップアップ2

単にスローに引いて底をキープすればいいというわけではない。効率性を重視し、テンポよく底の地形を把握できるように努めたい。

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課題をクリアするために…

夏~秋、私のホームである大阪湾では食欲旺盛なキビレやチヌが湾奥のシャローや岸壁などに集まる。大阪湾ではキビレの方が湾奥や河口に集まる傾向が強く、驚くほどの浅場にいることもある。一方、チヌはやや潮通しのよい場所に集まる傾向が強く、テトラ帯や石積み護岸で少し水深のあるポイントがホットゾーンとなる。

キビレはシャローやカケアガリのボトムに執着し、チヌはそれよりも水深のある場所のストラクチャー回りでサスペンドする傾向が強いと覚えておけばいいだろう。

実際に私が釣行するエリアでは砂浜や河口のシャローはキビレばかり。外海に面したテトラや石積みではチヌばかりとつき場がまったく異なっている。

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