充実度120㌫を実現するオトナの夜遊び【エギング編】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

充実度120㌫を実現するオトナの夜遊び【エギング編】

タックルバランス

従来のスタイルとはいささか異なる方向性を持つ感度に特化した専用タックルは存在しない。そこでキャロ用のアジングタックルや尺メバルタックルを流用する。適合ウェートのマックスが11㌘ほどあれば2.5号の餌木は扱える。 

ただし、メーカーの想定する使用目的とは異なるので、あくまでも自己責任のもとで取り組むことになる。キャスト時はタラシを長く取り、じっくりと餌木の重みを感じながらベリー~バットを曲げ、ゆっくりと投げればいいだろう。 

また、激しいジャークはロッドの破損を招く。こちらもティップではなく、ベリー~バットを曲げることを意識して「ポン、ポン」とシャクればよい。

今回、紹介しているパターンでタックルに求めるのはギリギリの強度(=弱さによる感度)だ。オフショアジギングで往々にして起こる非力な女性の優位性と同様である。ロッドは6㌳台後半から8㌳でマックスルアーウェートが10㌘以上のアジングor尺メバルロッドを使用。リールは1000~2000番でラインはPE0.2~0.4号、リーダーはフロロの1.5~2号、餌木は2.5号以下でタイプの異なるものを複数を用いる。

課題をクリアするために…

真夏は新子のみならず春イカの残党(1.5㌔クラス)も期待でき、それ以降は新子がターゲットとなる。したがって初期は産卵の遅いエリアに注目し、以降は早い時期に産卵回遊があるエリアが狙い目となる。

それと時期的に台風シーズンと重なることから移動する時期であり、港湾部の特性として人的プレッシャーも少なくない。さらに、青物などの回遊もあることから好奇心の強い新子といえども神経質だ。セルフディフェンス・エリアが設定されることからストラクチャーに固執し、追走距離が短く、スレやすいので春イカ攻略の訓練にもピッタリだ。また、活性の上下も激しく、目まぐるしくレンジもかわるのでエギング力の向上も望める。

エギング スキルアップ2

新子を相手にした釣りからも学ぶべきことがたくさんある。

[spacer]

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう