魚の本能を刺激する波動ローテーション術【ショア青物ゲーム編 PART2】
本林流・波動語録
其の一 いくら波動でターゲットを魅了してもバイトチャンス(食わせの間)を作らなければ意味がない
男を興奮させて逃げ去るオネーチャンと同じ。アピールだけでは横で釣りをしている人、スローなアプローチを実践している人のティーザー役になってしまう。
其の二 青物はルアーのシルエットよりも波動の強弱でベイトの大小を判断している傾向が強い
小型ベイトについているときは、大きくても波動の細かいダイペンなら釣れる。逆にシルエットが小さくても強い波動を出すタイプのシンペンやヘビーウェートミノーはバイトが遠い。
其の三 ナブラなどベイトの波動が溢れているときは微波動で‼
本物の波動にはなかなか勝てないので、シンペンのスローリトリーブ&フォーリングのような極微波動パターンでのアピールが有効なことが多い。
其の四 強い波動を連続して演出すると集魚効果は高いものの飽きられるのも早い
魚が近くにいると思えるときは集魚力を重視した波動を控え、バイトスイッチを入れる強波動かルアーを見つけてもらえる程度の小~極小波動が効果的。
其の五 ターゲットを魅了する波動は強ければよいというわけではない
海中では強い波動が無数に生じているが、その中で小さくてもターゲットを「ゾクッ‼」とさせる波動が理想である。大きくダートするダイビングペンシルの波動も度を越すと棒で水を混ぜるのと同じ。また、大き過ぎるポッピングは風で波頭が崩れるのと同様。
《参考タックル》ロッド=ゼナック・デフィーミュートスシリーズ各種/リール=シマノ・ステラSW8000/ライン=ゼナック・ジガートラスト3~4号/リーダー=YGKよつあみ・DMVナイロンショックリーダー60~100Lb/ルアー=ノースクラフト・ガンデウス130F、オーナー・カルティバ撃投ジグウルトラスロー、タックルハウス・コンタクトフリッツ75㌘/フック=オーナー・カルティバスティンガートリプルエクストラSTX-58、スティンガージギングフックSJ-41TN
(SWゲームフィッシングマガジン 2014年9月号より)
※上記のリンク先にある「ショア青物ゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。
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