【THE ANSWER vol.2】磯のヒラスズキ、上達のための5箇条
其の四・アプローチの引き出しを増やす
私はサラシが広がり、海面が少し落ち着いたタイミングで狙いのポイントにルアーを通すことが多いです。ただ、磯のヒラスズキゲームはサラシという限られた範囲での釣りなので、1投ごとにタイミングをかえるのもいいでしょう。
本サイトでおなじみの吉田裕彦氏とときどき一緒に磯のヒラスズキ釣りに行くのですが、私と彼とではキャストのタイミングが若干違います。私は比較的水面が落ち着く前にルアーを通すぶん、リトリーブも速めとなります、一方、吉田氏はじっくりと攻めるタイプです。活性の下がったヒラスズキはそのタイミングでだけ口を使うということがよくあるので、いろいろと試すとよいでしょう。
私の場合、1投めはとりあえずサラシのど真ん中をミディアムリトリーブで攻めます。これでヒットするときは数釣りのチャンスです。反応がない場合はスローリトリーブでじっくりと見せる釣りや、サラシの薄いところにルアー浮かせるパターンが有効なこともあります。この場合はリトリーブせずにルアーを浮かせておくのですが、ラインは張った状態にしておきます。これで波などによって水面が上がったときはラインが緩み、下がったときはラインが張ってルアーの姿勢がかわるのですが、おおむねラインが緩んだときにバイトしてくることが多いです。これは足もとの引き波の釣りにも共通しています。
[spacer]スポンサーリンク
※文章・写真・記事などのコンテンツの無断での転用は一切禁止です(詳細はサイトポリシーをご確認下さい)。