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爆釣に導く夏の超攻撃的スタイル【アコウゲーム編】

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アコウゲーム 釣り方1

シャロー、ディープともに釣果が期待できるアコウ。それぞれの攻略パターンや特徴をしっかりと押さえ、異なるゲーム性と強引を楽しもう!!

解説:井沢康浩

シャローエリアでは20㌢クラスの数釣りが可能‼

アコウは水深50㌢ほどのシャローでも釣果が期待できる。私自身、数年前から水際に立ち込んでのウェーディングゲームにハマッているが、そこで見えてきたのが水深によってボトムと宙層を狙いわける釣り方だ。

具体的には水深2㍍未満のシャローならボトムをメインに狙う。ボトムバンプやリフト&フォールを使い分け、底の形状などに合わせてメソッドを組み立てる。シャローはプレッシャーが高いものの、20㌢クラスなら数釣りが期待できる。

そして、警戒心の強いアコウをシャローエリアで狙うためナイトゲームが中心となる。ただし、根掛かりなどのトラブルによるタイムロスも多いため、できれば魚の活性が上がる朝夕のまづめどきに竿を出して釣果を稼ぎ、大型が期待できるナイトゲームに備えてポイントの様子や釣りのパターンを確認しておきたい。

ポイントはゴロタ場に大きな沈み根が点在するシャローエリアが理想と考えている。アコウよりもガシラが先に口を使ってくるもののルアーをコントロールしやすく、根掛かりなどのトラブルが少ないのでヒットポイントを絞りやすい。

シャロー狙いの戦略

シャローエリアのボトムでは根掛かりなどのトラブルを回避するために5㌘前後のバレットシンカーを使ったテキサスリグを用いる。リグが軽量なのでロッドはパワフルなものよりも感度の高いタイプをチョイス。繊細なアタリを素早くとらえてフッキングに持ち込み、根に潜る前に上を向かせて主導権を握る。シャローの岩礁帯ではそのような先行型のゲーム展開がおもしろい。

ワームは魚の活性に合わせてバグ系とグラブ系を使い分ける(ともに2~4㌅)。まずは3㌅のグラブ系をキャストし、リフト&フォールなどの早いゲーム展開で様子をうかがう。この段階でバイトがあれば活性が高いと判断し、ワームを大きくして良型を狙う。

リフト&フォールで反応がない場合はワームサイズを2㌅に落とし、アクションを見切られない程度のスローなズル引きやボトムバンプに変更。それでも反応がない場合はバグ系ワーム2㌅によるボトムバンプでゴロタ石の隙間をダイレクトに狙う。

それとどの釣りにもいえることだが、ヒットパターンの見極めと状況把握をいかに早く行なうかが重要となる。プレッシャーのかかるシャローエリアのボトム攻略は特に効率性が求められる。大きなシモリやブレイクなど、目視できる変化を中心に探って魚の活性を見極め、ゲームを組み立てるようにしたい。

ナイトゲームとシャローエリアに共通するのはベイトが甲殻類と多毛類に絞られるということ。そして、ワームは甲殻類を模したバグ系、多毛類を模したグラブとなるわけだが、以降は魚のサイズにこだわらず、とにかく1匹キャッチしたいという方に向けてトレースコースとアクションについて解説したい。

アコウゲーム 釣り方2

シャローでは目視できる情報を最大限に生かして効率よく楽しみたい。

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