【妥協なきアングラー道】PART1 エギング編
解説:上杉貴人
隙があったらフィールドに立つ
私は人から「変態ですね」といわれることが多いのだが、本人的にはいたって普通と思っている。
親父が釣りクラブに入っていた影響で小さいころから釣りに親しみ、チヌ釣りなどを楽しんでいた小学生のころにルアーフィッシングに出会い、のめり込んでいった。それからしばらくはブラックバスがメインターゲットだったが、より大きな魚を釣りたくなってシーバスゲームを始めた。
その後、アオリイカが疑似餌で釣れるということを知り、エギングに興味を持った。そして20年近く前に泉南に引っ越し、アオリイカが釣れるフィールドが近くなったのをきっかけに頻繁に通うようになった。当時は泉南エリアでエギングをする人は少なく、釣り方やポイントのデータがほとんどない状態だった。そんな中でポイントを開拓し、さまざまなアプローチ法を考えて釣りをするという自分のスタイルが構築された。
釣れる時期やタイミングなどもよく分からないので、ひたすらフィールドに立って答を捜す毎日。ハイシーズンにはひと月の仕事の出勤日数よりも釣り場に立つ日の方が多いときもあったほどだ。そして、今でも「隙があったらフィールドへ立つ」といったスタンスで取り組んでいる。
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