【妥協なきアングラー道】PART2 マル&ヒラスズキゲーム編
ホームフィールドの釣りを味わい尽くす
僕自身は楽しいから釣りを続けられるのだと思います。また、日々の生活が楽しくなければ、釣りをしていても楽しく感じません。楽しみ方は人それぞれですが、僕はとにかく釣りをすることが大好きです。それは今も昔もかわりありません。
これまでに、苦しくなるほどストイックに魚釣りをしたことはありません。また、自慢できるほどの大物を釣ったことや、離島や海外遠征に行ったこともありません。自分で運転して通える範囲で、金銭的にも無理をせず、好きな魚を楽しみながら釣るといった感じで続けています。
たとえば、ひと月の小づかいが5万円として、それと同じだけ費用がかかって2日間釣りをする離島への遠征プランに誘われたとしても、僕は1万円で出かけられる場所へひと月に5回釣行する方を選ぶでしょう。とにかく、ずっと魚釣りをしていたいのです。
とはいえ、独身のうちは金銭的、時間的に余裕がありましたが、家庭を持つと自由になる範囲が激減します。それは仕方のないことです。それでも釣りに行きたい僕はどんな行動を取ったのか…。今思えば嫁さんにとっては大迷惑だったでしょうが、子どもたちが小さいころはグズッたら寝かしつけるという建て前で、平日の夜に家族で大阪湾へドライブに出かけて30分だけ釣りをさせてもらっていました。また、週末は車内にフトンを敷いて家族を乗せて夜中に出発。僕は朝まづめと夕まづめに釣りをして、日中は遊園地や公園で遊ぶ、というスケジュールで過ごしていました。
そのころはハイエースに乗っていたので、ホテル・ハイエースと名づけ、釣りと絡めて家族でいろいろなところへ出かけました。僕のように特別なこだわりはなく、ただ釣りをしたいという人であれば、そのようなスタイルで楽しむのもひとつの手ではないでしょうか。少なくとも、いい思い出はたくさんできますよ。
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