【オフショアシイラゲーム】活性を見極めたアクションの使い分けで攻略‼
意識したいタイミング
一発でルアーを引ったくっていくこともあるが、逆にチェイスがあるもののなかなかルアーにバイトしないこともある。魚の反応を目視できるだけに、アクションを変化させるタイミングはかなり重要だ。
派手にルアーにアタックしてきたにもかかわらずフッキングしなかった場合は、あまり大きく動かさず食わせの間を与えるのが基本だ。しかし、ミスバイトで目が覚めたように自分を取り戻しておとなしくなってしまうこともある。そんなときは小刻みに激しくアクションさせて再び捕食スイッチを入れてやる必要がある。チェイスはあるもののなかなかバイトしない場合も同様だ。このあたりの判断がバイトに持ち込めるかどうかの分かれ道なので迅速な対応が求められる。
また、派手に飛び出してくるため、ミスバイトで思わず合わせてしまうアングラーも多いが、空合わせでルアーを飛ばすと一気にスレてしまう。必ずロッドに魚の重みが伝わってから合わせるか、シイラが走りだしてから向こう合わせにするぐらいがちょうどいい。
ルアーローテーション
まずは大型ルアーを使用してフレッシュな大型をイチ早くヒットさせるのが正解だと思う(特に志摩沖の場合)。大型ルアーのメリットはよく飛んで目立つという点なので勝負が早い。
その反面、魚がスレるのも早い。また、最初からスレているエリアで大型ルアーを使用すると拒否反応を助長する恐れもある。とはいえ、逆に捕食スイッチを入れられることもあるのでこのあたりの判断が難しい。
ポイントへ到着してからのルアーローテーションとしてはサイズが「大→中→小」でレンジが「上→下」が基本といえるだろう。
[spacer]《参考タックル》ロッド=スミス・オフショアスティックGTK-74PG(ベビーランブオーEX、飛烏賊HF用)、GTK-73SJ(ヴァプラックスF、S用)/リール=シマノ・ステラSW8000HG/ライン=サンライン・キャストアウェイPE2~3号/リーダー=サンライン・システムショックリーダー70Lb、ポケットショックリーダーナイロン50Lb/ルアー=スミス・ヴァプラックスF、S、ベビーランブオーEX、飛烏賊HF/リング=スミス・アシストリング#6、WRCスーパーリング60Lb/フック=がまかつ・トレブルSP-XH
(SWゲームフィッシングマガジン 2013年7月号より)
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