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低活性な居着きのアオリイカを積極的に攻略‼

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エギング スロー1

以前に比べて攻略の難易度が上がっているエギングだが、その中で私が目指すのはスローエギング。フィールドで得た情報を元に、シビアなアプローチで活性の低い居着きに個体も積極的に狙うことで…

解説:安田栄治

ピンを意識したシビアな攻めを展開

エギング人口が著しく増加した現在、資源の減少やタフコンディション化は避けられなくなっている。未踏のポイントや遠征、オフショアなどに目を向けても一時しのぎにしかならず、根本的な解決には至らない。このような状況を打破するのが、私が目指すスローエギングだ。

フィールドには「①回遊している高活性なアオリイカ、②高活性な居着きの個体、③低活性な居着きの個体」が存在する。そして、シャクリ(ジャーク)&フォールを主体とした従来のスタイルでは縦や横のアクションに反応し、フォール中の餌木を抱いてくる高活性なアオリイカのみを狙っているに過ぎないと考えている。ひと通りチェックしたら移動するか、漫然と次の回遊や活性の上がるタイミングを待つしかないわけだ。

一方、私が提唱するスタイルは活性の高い個体はもちろん、その過程で得た情報を元に、よりシビアなアプローチで活性の低い居着きも積極的に狙うパターンだ。回遊を待つだけではなく、既存のイカの活性が高まる潮の動き始めやピンスポットの変化を見つけ出し、果敢に攻めるスタイルである。

このアプローチは決してイージーに実践できるものではなく、存在が不確かな個体を狙うので非効率的なパターンであることも否めない。しかし、エギングの楽しさを増幅させ、相対的なエギング力を高めるものであると自負している。

エギング スロー2

以前よりも釣果を上げるのが難しくなったエギングだが、シビアなアプローチでアオリイカとじっくり向き合うことでこの釣りならではの楽しさを味わうことができる。

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