パイオニアの釈迦スタイル《PART3》 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 3

パイオニアの釈迦スタイル《PART3》

ほめられもせず、苦にもされず…

いつの間にか、同行するアングラーのほとんどが年下になった。年齢はともかく、とりあえず磯を歩けるうちはヒラスズキと青物ゲームは続けるつもりである。そして、次のような釣り人を目差したい。

雨にも負けず、風にも負けず、波にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な体を維持し、欲はなく、決して怒らず、いつも静かにルアーを投げている。

1日に自分で釣った魚のおかずと1本のビールを愛し、あらゆることに自分の歳も考えずに首を突っ込み、そして忘れやすく、海のそばの釣り道具に埋もれた小さな家にいて、東に釣れない人あれば「僕も釣れへんわ」といい、西に心疲れた釣り人あれば「釣りすれば治るで」と誘い、南に道楽が過ぎる人あれば「家庭あっての釣りやで」といい、北に争う人あれば「つまらんからやめとき」といい、日照りの夏は早めに切り上げ、寒さの冬は布団を愛し、みんなにへっぽこ釣り師と呼ばれ、ほめられもせず、苦にもされず…。そういう釣り師に私はなりたいのです(笑)。

磯のヒラスズキゲーム パイオニア4

魚が元気なうちにやさしくリリースする、食べるぶんだけを持ち帰るという2点を心がけるだけでも資源保護に。

[spacer]

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう