【ロックショア・スピリッツ vol.3】遠征釣行の魅力
友人とともに九州への遠征を決行しました。現地ではベタナギ、大荒れ、大雨とさまざまな状況下での釣りとなりましたが、やることは1つ。ヒラスズキがいる磯をひたすら捜すのみです
Text & Photo 土師雄起
[spacer]単独で遠征し、現地でひたすらストイックに釣りをするのももちろん楽しいですが、気心の知れた友人と遠征先の空気感を共有するのもまた楽しいものです。
そこで今回は古い友人をそそのかし(?)、九州でヒラスズキを捜した数日間の模様と遠征釣行の魅力についてレポートさせていただきたいと思います。
未知のフィールドと向き合う楽しさ
ひとことに遠征釣行といっても狙いの魚種にアプローチする方法はさまざまです。個人的な趣向でいうと、決まった日程の中で気象状況を考慮しながら選定したエリアの地磯を巡り、魚との距離を詰めていくというのが好みのスタイルです。交通機関や宿の問題があるので、よほどのことがない限りは安易に釣行先を変更することはできません。ホームの紀伊半島ではまずヒラスズキ釣りをしないようなナギの予報であっても試行錯誤しながらポイントを巡ることもあります。
また、過去にはことごとく目当ての磯にエントリーできず、1投もできないまま1日を終えたこともあります。事前にあらゆる気象条件を想定し、航空写真や空撮マップを頼りに狙いの磯の目星をつけるなど、入念な下調べを行なっても毎度のトラブル続き。とはいえ、なじみのないフィールドと向き合うことで新鮮な気持ちになり、今のところ楽しくやれています。
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