【SHORE SNIPER vol.7】外房ヒラマサの本格シーズンを満喫!!
今年初のメーターオーバーをキャッチ!!
その1週間後、待望の外房ヒラマサを手にしてさらに熱の上がった友人と再び釣行。まずは前回カタクチの接岸で盛り上がったポイントにエントリーしましたが、流れも波もない上にあれだけいたイワシも皆無。当然のように何の反応も得られなかったので大きくエリア移動することにしました。
時刻は10時を過ぎてすっかり日も高くなりましたが、吹き出した風により適度に波が立って雰囲気は上々。友人には釣りやすい足場に立ってもらい、私はシモリが無数に点在する場所にエントリーしました。流れもあり、ほどよくサラシも広がっているので「ヒラマサよりもヒラスズキが出そうだな」と思いながらミノーをセット。数投で「コツッ」っというヒラマサらしいアタリがでてヒットしました!!
点在するシモリの向こう側に走られたら即ラインブレイクなので、全力でポンピングして魚の頭をこちらに向けます。しかし、かなりの良型でラインを出されてはシモリにスタックするということを何度も繰り返しているうちにフックアウト。手前まで寄せていたのでフックさえ外れなければ…。息を切らせながら悔しさが込み上げてきます。
リーダーをチェックするとたいした傷も入っていなかったので息を整えてからアプローチを再開。すると、再び数投でヒットしました!! 今度の魚は先ほどよりも小さく、ラインも出されずにすんなりと足もとに寄せることができました。瀬際で何度か突っ込まれましたが、1分もかからずに浮かせてズリ上げでランディング。魚体を見て驚いたのですが、余裕のメーターオーバーでした。
こうなると「先ほどの魚はいったいどれほどの大きさだったのか?」と考えずにはいられませんでしたが、足もとに横たわる魚も立派な109㌢、11㌔のヒラマサ。今年初のメーターオーバーに喜びもひとしおです。さらには1泊2日で釣りにきていた友人と翌日も同じポイントに入り、期待通りにバイトが連発!! その場にいた3人全員がヒラマサをキャッチできて非常に充実した2日間となりました。
仲間とともに喜びをわかち合うことができました。
1匹めのフックアウトには悔しさが残りますが、このサイズを取ることができて十分に満足です!!
磯は徐々に夏の様相に…
その後、5月下旬の釣行では黒潮が接岸して水温が20度を越えるまでに上昇。トビウオやダツも見られて季節の移りかわりを感じる状況でした。狙いのヒラマサはサイズダウンしたものの数が増えた様子で期待通りに多数のチェイスがあり、半日で3匹のヒラマサを手にすることができました。
改めて5月の釣行を振り返ると、過去最多の月間7匹に満足サイズの11㌔と外房ヒラマサを心底満喫できました。今後は暑さが増してロックショアゲームは辛い時期となりますが、みなさんも体調管理には十分に注意してよい釣りをされて下さい!!
よいときもわるいときも含め、やはりロックショアゲームは最高です!!
使用タックル
【ロッド】
ゼナック・デフィ ミュートス アキュラ 100H
ゼナック・デフィ ミュートス アキュラ 100HH
ゼナック・ミュートス ソニオ 100M(紹介動画はコチラ)
【リール】
シマノ・ステラSW14000XG
シマノ・ステラSW8000HG
シマノ・ステラSW5000XG
【ライン】
カルティバ・撃投PEフラッシュ4号、5号
YGKよつあみ・ G-soul X8 Upgrade PE2号
【リーダー】
YGKよつあみ・ガリスFCアブソーバー70Lb、100Lb
クレハ・シーガー プレミアムマックス26.5Lb
【ルアー】
マリア・リライズS130
マリア・ラピードF160
タックルハウス・K2F 162 T:3
ポジドライブガレージ・フラットフラッター95s heavy model
【フック】
カルティバ・STX-58 (♯1/0)
カルティバ・ STX-45ZN (♯3)
【大野 祐・プロフィール】
ホームの房総エリアでメーターオーバーのヒラマサを数多く仕留めているアングラー。釣況の好不調にかかわらずウェットスーツスタイルで年間を通して磯に立ち、腕を磨くとともに知識を深めている。
※上記のリンク先にある「ショア青物ゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。
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