【メバリング】釣果+αの上積みを求めて新境地へ!!
夏のメバリングにおいては、そのポイントの最大サイズを引き出すことを目標に設定するとおもしろい。反応を得やすい好期だからこそ、効率性を重視したパターンの絞り込みで大型との距離を詰めよう‼
解説:辻本ナツ雄
初夏の基本パイロット
メバルの活性が高い初夏は、まずはジグヘッド単体をパイロットにしてリトリーブでポイントやレンジなど、メバルの居場所を絞り込んでいく。さらに、バイトパターンから捕食しているベイトの種類を推測し、それに合わせてルアーやアプローチを調整しながら状況にマッチさせていくのがボクの基本パターンだ。
ジグヘッドリグは全層を探ることができ、ボトムの地形や流れの変化などを感知する能力に長けている。これにより、短時間でピンポイントを絞り込むことが可能となる。特にホームの瀬戸内エリアは刻々と潮位がかわるため、スムーズに状況を把握することが不可欠だ。
そのポイントの最大サイズを目指す
ボクはそのポイントの最大サイズを引きずり出すことを初夏のテーマとしている。この時期はしっかりとポイントの見極めができていれば、パイロットリグで釣り通すことでそれなりの釣果が得られるだろう。ただ、ここで満足していてはそのポイントの最大級を手にするのは難しい。釣れている中でも細かくパターンを突き詰め、より状況にアジャストした攻め手を繰り出すことでようやく気難しいランカーに口を使わせることができる。
たとえば、フォールに反応するのか? もしくは浮き上がるような動きに好反応を示すのか? といった具合にパイロットリグでその日の傾向を掴み、釣り方やルアーをローテーションしながら最も有効な一手を探り当てていく。こういった楽しみ方ができるのも、より多くのメバルと対話できる初夏ならではの魅力だろう。
さまざまなアプローチを試すことで来シーズンに向けた練習にもなるし、その中で新たな発見があったりするので本当に貴重なシーズンである。
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