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【港湾のシーバスゲーム】波動を意識した効率的な数釣り戦略

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港湾シーバス 波動1

シーバスを効率よく狙う上では状況に応じた攻め手を繰り出す必要がある。沖堤防などでも時間経過とともに変化するターゲットの状態に合わせた立ち回り方が数釣りの秘訣となるから…

解説:上地一史

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テクトロで護岸際をチェック

初めて訪れる港湾部の沖堤防でシーバスを狙う場合、まずは目視で海面を観察して表層付近にベイトがいるかどうか、そして海鳥が海面を意識していないかなどをチェックする。ベイトが上ずっているようならすぐにキャストを開始すれば比較的イージーにヒットさせることができるので、以降では表層にベイトが見当たらないときの立ち回り方を紹介したい。

この場合、最初にチェックするのは堤防の際だ。沖堤防付近にいるシーバスは夜間に際に着く傾向がある。沖堤防自体を巨大なストラクチャーと考えればわかりやすいと思うが、シーバスはそこに身を寄せる。そして、明るくなって時間が経過するとともに一部の個体を除いて沖に離れる。したがって朝イチは際が狙い目となるわけだ。

このパターンで使用するルアーは微波動のワームがベストと考えている。とにかく1匹釣りたいというのであれば、いきなり強波動のルアーを使用するのもよいだろうが、数釣りを目差すなら魚にできるだけプレッシャーをかけないようにしたい。

狙い方としてはテクトロが有効だ。他のアングラーがいなければどんどん歩く。その中で手もとに伝わる潮流などは敏感に感知するように心がけたい。そして、シーバスは潮かみを向いてステイしていることが多いが、テクトロでそれを追い越していくように潮かみへ向かって歩く。シーバスは自分に向かってくるものに対して警戒心を抱くが、追い抜いていくルアーに対しては反応しやすい。

ルアーについては「ストレート系ワーム→シャッド系ワーム→シンキングミノー→小型ブレードベイト」といった具合に波動の弱い順にローテーションして、前述のように場荒れを防ぐ。また、レンジに対する考え方も同じでいきなりボトム付近を狙うのはNG。表層から徐々に下げていく。

港湾シーバス 波動2

場荒れを防ぐためにも使用するルアーの順番には気を使いたい。

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