ベイトの回遊情報がなくても可能性アリ。冬のサーフでヒラスズキ&青物ゲームを満喫!!|【Mr. Perfect vol.7】
腰痛で釣りの自粛を余儀なくされたが、長期間竿を振らないのも体に毒。そんなわけでリハビリも兼ね、気軽に釣行できるサーフでヒラスズキ&青物を狙ったところ…!!
Text & Photo:程野 昇
サーフでヒラスズキ&青物狙い
みなさん、元気に釣行していますか? 私は数年ぶりに強烈な腰痛に悩まされており、釣行の自粛を余儀なくされている。どうやら関節を痛めているようで完治には時間がかかるとのこと。とはいえ、長期間釣りに行かないのはもっと体にわるいし…(笑)。先輩アングラーに有効な腰痛ストレッチを教えていただき、実践しているところである。
幸い地元の徳島には体力的負担が少なく釣行できる場所がたくさんあるため、リハビリを兼ねて釣行することに。その中でも大物がヒットするかもしれないというワクワク感を楽しみたいと考え、この連載で以前にも紹介した海陽町の大里海岸でヒラスズキと青物を狙うことにした。
近年はカタクチイワシの回遊が始まるとメジロやサワラのボイルが見られ、大勢のアングラーで賑わうようになった釣り場である。ただ、ここ最近はベイトの回遊情報が入っていないので人も少ないはず。私はそのようなポイントを狙うのが大好きだ。
良型ヒラスズキが連発!!
2月5日、日の出前の5時半ごろにポイントに到着。明るくなるまではヒラスズキを狙おうとさっそく準備を始めた。腰痛サポーターを着用してタックルをセットし、海部川河口方面へ向けてペンギンのようにヒョコヒョコと歩き始めた(笑)。単独釣行なので腰に違和感が出たらすぐに撤収するつもりだ。
河口に向かう途中で川の流れの影響があり、払い出しの強いポイントを発見。無雑作にミノーをキャストすると、1投めからバイトが!! ヒットしたのは良型のヒラスズキである。
こうなると腰痛のことなどすっかり忘れ、波打ち際を右へ左へと移動しながら軽快にファイト(笑)。キャッチしたのは回遊系らしい美しいヒラスズキだった。
1匹だけキープする予定だったので素早く処理をしてすぐにキャストを再開。すると再びヒットして釣果を追加。その後もポイントを移動しながら3匹のヒラスズキをキャッチ&リリースすることができた。時期的に稚アユが接岸しているのだろう。
夜が明けてきたところで青物狙いにシフトすることに。ところがキープしたヒラスズキを車まで運んだところで腰に痛みが…。まあ、短時間でも十分に満足できたので無理をせずに納竿とした。
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