【釣果に直結!! 】 フェザー、ブレード、ビーズ…ルアーへの装飾のメリットは?
フェザーやスカート、ビーズなどをルアーに装着するメリットは? その効果を理解して適材適所の使い分けで釣果アップに繋げよう!!
解説:辻本ナツ雄
作り手の意図
ルアーに装着されているフェザーやスカートといった装飾品には、作り手のこだわりや釣るための機能など、何らかの意味があるはずです。まずはそれを知るために使い込むことです。
フェザーやスカートはそれなりに水の抵抗を受けますから、ルアーのアクションに影響を及ぼします。また、同じ理屈でそれらが装着されているフックは魚に吸い込まれやすいというメリットがあります。そのことから、ボディーの後部やリヤフックにフェザーが装着してあれば、そのルアーはターゲットがその付近へバイトしてくることが多いと推察できます。それが作り手の意図でしょう。
集魚効果
テキサスリグでは、シンカーとフックの間にビーズを入れたり、フックにブレードをつけることがあります。これらは主に集魚効果を高めることが目的です。ビーズはシンカーと当たって音を発します。また、光を反射してフラッシングを起こします。それらによって魚の興味を引くわけです。この他、シンカーがフックの結び目に干渉してのラインブレイクを防止する緩衝材の役目もあります。
ブレードも同様に光を反射してフラッシングを起こすことに加え、水中で回転する際に発する波動や音によってターゲットにリグの存在を知らしめたり、リアクションバイトを誘発する効果があります。
私自身はキジハタ(アコウ)狙いにおいてブレードを使用することで大変いい目を何度もしています。たとえば、それ以前にはまったく反応が得られなかったエリアで使用したところ、それまでの沈黙がウソのようにバイトが頻発しました。
ただ、どんな装飾品でも装着すれば釣れるというものではありません。繰り返しますがその意味を知ることが大事で、その効果が発揮されるであろう状況を見極めて使用することで釣果に結びつくでしょう。
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