【ヒラスズキゲームQ&A】Q8.狙い目となるポイントはどう見極める?
シューティング的要素を含めたゲーム性の高さから、SWゲームフィッシングの中でも至高のターゲットの1つに数えられるヒラスズキ。ここでは狙い目となるポイントについて、ヒラスズキゲームに精通するエキスパートが解説!!
[spacer]【磯】サラシだけでなく、その周囲に注目‼
Answer:赤木光広
磯のヒラスズキゲームではルアーを投げる前に地形や波の方向、アプローチの角度を勝利の方程式に当てはめなくてはならない。サラシを目の前にしてもすぐにキャストはしないこと。しばらくはじっくりと状況を観察してほしい。
その中で狙い目となるのは常にサラシがあるところ。波が穏やかになったときでもサラシの白が残っているのが望ましい。さらに、サラシ内に流れがあり、切れ目から沖に向かって落ち込んでいる地形なら理想的だ。
サラシがあっても単に浅いだけではダメ。付近に深みがないなら期待できない。逆にドン深でドロップオフやオーバーハングなど磯際の地形的変化がないところも期待できない。
そして、磯にカキやフジツボなどの貝類がたくさんついているのは条件的によい材料だ。常にプランクトンが豊富な潮当たりがよい、ベイトのつきやすいと場所だと推測できる。できるだけ広い視野を持ち、フィールドを観察することで多くの情報を得てヒラスズキの居場所を絞り込みたい。
【リバー】分かりづらいストラクチャーを見つけよう‼
Answer:安田栄治
リバーヒラスズキゲームにおけるポイントのよしあしはボトムの変化も含めたストラクチャーの存在で決まる。前提条件(ヒラスズキの生息する沖の瀬に近い。ベイトが豊富)を満たしていてもストラクチャーに乏しい釣り場には回遊してきたヒラスズキが残らない。つまりタイトなタイミングしだいの釣りになってしまうわけだ。
よほど大きな群れが入っていないことにはオープンエリアでボコボコみたいな状態にはならない。活性の高いヒラスズキはストラクチャーについて捕食のタイミングをうかがっていることが多いものだ。動き回っているヒラスズキにしてもストラクチャーに追い詰めてベイトを捕食するため、地形的に明確なアクセントがあるポイントの優位性は揺るがない。リバーゲームでも食わせるべきピンポイントは決まっているといってよいだろう。
日中に潮位が大きく変動するときは地形のチェックも容易なのでじっくりとフィールドを観察したい。
ただし、分かりやすいストラクチャーばかりに注目していてはいけない。そういった場所はスレやすいものだ。その存在に気づくライバルが少ないポイントが特に有望な狙い目といえる。
※上記のリンク先にある「磯のヒラスズキゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。
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