【2019サクラマスジギング最前線】今シーズンの傾向と対策は?
待望のサクラマスジギングシーズンが開幕しました。私自身、2月初旬からの1カ月で4度釣行しましたが、そこで掴んだ今シーズンの傾向や対策についてレポートしたいと思います…
レポート:ゴメ(ペンネーム)
- 2019年のサクラマスチャレンジ
- ジャークパターンについて
- レンジの重要性
- ジグ選択について
- 合わせ時の注意点
- 今後の展望
目次(※全3ページ)
2019年のサクラマスチャレンジ
2019年、私のサクラマスジギングは例年通りに青森県・下北半島尻屋崎周辺からスタートしました。例年なら2月中旬過ぎからスタートするのですが、今年は積雪が少なくて道路状況がよく、さらには1月後半からすでにサクラマスの釣果が聞こえてきたため、我慢できずに2月初旬から私の下北詣でが始まりました。
今回は2月3日、同20日、同28日、および3月8日の釣行で得た今年の傾向と対策を、私なりのサクラマスジギングへの想いを加えてご紹介したいと思います。
2月3日(25正盛丸)
2019年シーズンの初戦ということで期待と不安が入り混じる中で出港。ポイントは北海道の恵山と下北の中間地点で港から2時間の航行です。
午前7時ごろにポイントに到着して実釣スタート。水深は130㍍前後で、船長からの指示ダナは100~60㍍。私のファーストヒットは9時半でした。スタートからおよそ2時間は船中でのヒットがなかったのですが、この間にジグをかえたり、ジャークのリズムやテンポを調整しても魚からの反応はいっさいありませんでした。やはり潮汐の影響でしょうか。この日の尻屋崎は干潮が8時23分で満潮が13時35分。ちょうど潮が効き始めるタイミングだったのでしょう。
その後は10時8分、10時17分、10時35分、11時39分、12時53分にヒット。時間を見ても分かるように、10時台は3匹と好調でした。やはり食いが立つ時間帯があり、ここを特に集中して釣ることが重要であることが分かります。
その後は14時の沖上がりまでに2バイトがありましたがヒットには至らず。8ヒット、6キャッチで終了。ちなみに、この日は船中で45匹のサクラマスが上がって竿頭は8匹でした。
2月20日(25正盛丸)
この日のポイントは尻屋崎灯台を回った太平洋側の尻労、小田野沢方面。港から約1時間のポイントでした。
結果的にこの日の私の釣果は4匹(そのうち1匹はリリース)。とにかくこの日はやることなすことすべてがダメな1日でした。ヒットに持ち込んだのは8匹だったのですが、なぜかバラしまくりで4キャッチという結果でした。
ポイントの水深は100㍍以浅。ヒットレンジは70~50㍍だったと記憶しています。釣果は船中50匹で竿頭は8匹と全体的には釣れていますが、個人的に釣り方が合わなければダメだと思い知らされた1日でした。
2月28日(25正盛丸)
この日は2月3日の釣行と同じポイントで狙いました。水深130㍍で攻めたレンジは100~70㍍。70~90㍍でよくアタッていました。
ファーストヒットは8時50分。その後はしばらくアタリがない時間を経て11時8分、11時14分、12時27分、13時10分、13時16分とキャッチに成功。この日は小潮で満潮が8時25分、干潮が16時57分という潮汐でした。8時50分のヒットは単発、その後は11時台から順調に釣れています。やはりタイドグラフと連動して食いが立っていることが分かります。
全体の釣果は船中で61匹、トップ賞は何と17匹!! 釣った本人も驚いていました。私はというと、9ヒットで6キャッチという結果でした。
3月8日(25正盛丸)
この日は風波が強くて荒れた海況。ポイントは1時間コースの尻労、小田野沢方面でした。私のファーストヒットは7時7分。その後は8時28分、9時1分、9時58分と続き、10時10分にキャッチしたあとは2バイトのみ。全体の釣果は船中25匹で、竿頭は私の5匹でした。
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