ショア青物を制するポッパー使いのコツ |【南紀沿岸警備隊 vol.2】
2018年12月は好調が続き、ポッパー主体の釣りでハマチやメジロを数釣ることができました。今回はその一連の模様と、私なりのポッパー使いについて紹介したいと思います…
Text & Photo 関口 剛
- ホームでの釣りとマイスタイル
- 12月中旬の釣行
- 12月下旬の釣行
- 良型青物狙いのポッパー使い
目次[全2ページ]
ホームでの釣りとマイスタイル
新年あけましておめでとうございます。前回からスタートした当連載、乱文ではありますが、実戦に基づいた内容を紹介していきたいと思っていますので、今年もおつき合いのほどよろしくお願いいたします。
さて、和歌山在住の私ですが、一昨年に同じ県内でもこれまで以上に釣りを優先できる場所に引っ越しました。玄関を出たら海が見え、ホーム(白浜)の磯まで原付で3分ほどの場所です。冬場は夜明けが遅いので午前6時に磯に立ち、7時半には帰宅するといった感じでロックショアゲームを楽しんでいます。
その1時間半を有効に使うため、自分なりに工夫して最小限のタックルとルアーローテーションで挑んでいます。ルアーはポッパーをメインに使用していますが、そのスタイルが奏功し、前回紹介したように2018年12月8日、9日の釣行ではメジロ~ハマチを6匹釣ることができました。その後もホームの白浜の磯を中心に釣行し、ポッパーで好釣果を上げることができたので、一連の模様をダイジェストでレポートしたいと思います。
12月中旬の釣行
●12月12日…予報よりも風が吹き出すタイミング遅く、思ったほど波がありませんでした。そこで、シャローのワンドを狙うことに。ベイトが溜まりやすいと考えたからです。その予想が当たり、2匹のハマチをキャッチすることができました。
●12月14日…再び寒波が到来。暴風が吹き荒れる荒天となり、ポイントには私以外にアングラーの姿はありませんでした(それを見越しての釣行です)。そして、貸し切り状態の中で夜明けとともにキャストを開始しました。
しばらくすると水面がザワついてきました。これはボイルが始まる前の雰囲気です。案の定、次のキャストで水面が炸裂し、一気に魚を寄せてランディング。手早くフックを外してすぐにキャストを再開します。ボイル寸前の連チャンモードはよくあることなので、この日もそれを意識して手際よく釣り続けます。
落ち着いて的確にポッパーを動かすとヒット!! ゴリ巻きで魚を寄せてフックを外したら次のキャスト。まるで漁のようですが、時合をしっかりとモノにするべく釣り続けます。その後も釣果を伸ばし、アタリが遠のいたところでタイドプールに入れていた魚を確認すると4匹しかいませんでした。もっとキャッチしたはずですが、飛び跳ねて海に帰ったのか、波で流されたのか? いずれにしても時合はおそらく10分程度だったと思いますが、内容の濃い釣りを楽しむことができました。
●12月15日…風は少し残ったが海は凪いでおり、ポイントには釣り人の姿が多く見られました。私は混雑の中での釣りを避け、ここ数年足が遠のいていた磯へ。そこでハマチをゲットすることができました。
●12月17日…前日に友人が白浜より南側のポイントで90㌢のメジロをキャッチ(ちなみに仲間内では1㍍以上をブリ、70㌢以上をメジロと呼んでいます)。この日はナギでしたが、私も少しがんばろうと水深のあるポイントで大きめのポッパーを引くことに。しかし、気合も虚しく魚からの反応はなく、あと5投で帰ろうと思ったところでグッドサイズが水面から全身を出してバイトしてきました。足もとまで難なく寄せ、足場が高いので磯際を移動しながらキャッチ。手にしたのは82㌢のメジロでした。
●12月18日…この日は強い北西風が吹き、ベストな条件に恵まれました。そんな中、青物釣りの経験の浅い友人の息子を連れて釣行。アドバイスをしながら釣らせているとさっそくヒット。ランディングポイントを指示して無事にキャッチすることができました。
素早く次のキャストに移れるよう、細かい指示を出しながら私もタックルを準備。普段はあまり使わないルアーを試したところ、ミスバイトが2回。使い慣れた14㌢のポッパーに変更するとハマチがヒットしました。結局、友人の息子は3匹のハマチをキャッチし、ミスバイトも結構あってかなり楽しめたようです。
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