ヒラスズキゲーム・ランガン&ポイント開拓指南|【THE ANSWER vol.5】
私の場合、ヒラスズキが釣れ続かない限りは同じ釣り場で粘るということはありません。外海の場合は餌を捜す以外にそこに大型魚がいる理由がないという考え方で効率のよいランガンや次に繋がるポイント開拓に時間を割いています。そして、その際に意識していることは…
Text & Photo 辻本 隆
初冬のメインターゲット
私が初冬に狙う魚はヒラスズキとヒラメです。ヒラスズキはポイントを選べば1年中狙うことができます。この時期は波が出ればデイゲームで磯のヒラスズキ、ナギの日はナイトゲームでサーフのヒラスズキ狙いといった具合です。
サーフの釣りは高知に移住してから始めたのでまだまだ開拓途中ですが、手軽な割に奥が深いと感じています。ヒラスズキのつき場を見つければ数が出ることもあってかなり楽しめます。
ヒラメは狙い目を絞るのが難しいターゲットですが、ポカポカ陽気の日中に釣れるので、たまにはのんびりと探り歩くのもよいものです。ちなみに、ヒラメ狙いのサーフでたくさんのベイトが確認できれば夜間にヒラスズキがヒットする確率も高くなるので、その点を意識してポイントを開拓すれば効率的だと思います。
[spacer]注目すべき条件と狙う場所
サーフゲームではヒラスズキ・ヒラメともに浅場を狙います。秋から初冬は磯もサーフもベイトが浅場に集まり、干潮時には干上がるくらいの浅場でヒットすることも多々あります。浅場では昨年末に98㌢のブリ、今年は1㍍のアカメをキャッチしているのでベイトさえいれば水深は関係ないと考えています。
そして、ヒラメ・ヒラスズキともにベタナギの日の潮の動く時間帯を狙うようにしています。浅いサーフの場合は波があると砂が巻き上げられたり、沖でブレイクしてしまうのであまりよくないようです。特にヒラメは濁りを嫌うようで、荒れ後のサーフなどは濁りの取れた部分だけヒットが集中することもあります。
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