【まづめどき限定】夏のロックショア・シーバスゲーム編 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア

【まづめどき限定】夏のロックショア・シーバスゲーム編

磯のシーバスゲーム 夏1

夏場のロックショアゲームは朝まづめを狙って沖磯で竿を出すのが得策。シーバス以外にも思わぬ釣果に恵まれる期待感があるから…

解説:加地武郎

期待感が膨らむ夏の磯

夏の磯は強い日差しからの逃げ場がほとんどないため、熱中症や日焼けなどにかなりの対策が必要となる。しかし、まづめどきの短時間釣行に限定すれば、それほど大げさな対策を講じなくても快適に楽しめるものだ。また、夏の磯場にはさまざまなベイトフィッシュが集まるので派手なボイルに遭遇することも。シーバス以外にも青物や底物などが活発にバイトしてくるので思いがけない釣果に恵まれる期待感もある。

僕の場合、渡船利用で沖磯に渡り、朝まづめ狙いで竿を出すことが多い。プランは船頭さんと相談して決めることになるが、明るくなってヘッドライトがなくても大丈夫な時間帯に渡礁している(このあたりは釣行エリアの渡船店と相談して下さい)。

ポイントとしては大きな湾を有するような磯場が好ましい。そのような場所にはベイトの大きな群れが定着しやすく、安定した釣果が期待できるからだ。断続的にベイトが入ってきて日増しに釣況が上向くこともあるので通ってみる価値もある。

また、大きな湾状の場所は砂地であることが多く、ストラクチャーが乏しいので磯回りはベイトの回遊ルートになりやすい。朝夕のまづめどき以外のタイミングでも急に釣れだすことがあるので、常にポイントを広く見渡すようにして、周囲の状況変化を敏感に察知したい。

少し波気のある日は足もとに広がるサラシにルアーを通すと反応が得られることが多い。逆に波や風がない状況では沖めの潮流変化を探ったり、底を取って巻き上げてくるなど広範囲を探るようにしたい。

磯のシーバスゲーム 夏2

近い、浅いという釣りやすい位置にいる個体から食わせていくのが効率的だ。

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