手軽なキスゲームにチャレンジしよう!!
近年注目されているのがライトタックルで楽しむキスゲーム。釣り方やポイント選びなど難しい考え方は不要で、手軽に楽しめるのでSWゲーム入門にも最適なターゲットといえます
解説:幸田樹典
よりライトに狙うパターンがおすすめ
今回は日中にワームで狙うキスゲームについて紹介したいと思います。ルアーでキスを狙う場合、エギングもしくはシーバスロッドを用いて10㌘以上のシンカーを使うパターンが一般的です。しかし、近年は軽めのシンカーを使ったチョイ投げでよりライトに楽しむパターンが人気です。この場合、アジングやメバルロッドを使用し、5㌘前後のシンカーを用いて、1本バリにワームをセットして狙うスタイルとなります。
釣期とポイントについて
まず、キスゲームが楽しめるおおよそのシーズンは5〜12月で、中でもハイシーズンは5~9月となります。楽しみ方としては数を狙うもよし、型を狙うもよしという具合ですが、数を望むならやはり虫餌(青イソメ)に分があります。ただ、ワームでも十分に攻略することが可能ですし(匂いつきのものが有効)、何といっても手軽さと独自の釣趣を味わえる点が大きな魅力です。
今回は最盛期に入った5月初旬〜中旬にかけて釣行しました。そして、ポイントは浅場と深場が隣接するシチュエーションとなる、カケアガリの存在に注目。キスの場合、寒期は深場で過ごし、水温の上昇とともに接岸して浅場に上がってきます。キスが接岸すると堤防などの足場のよいポイントでゲームが成立し、手軽に狙うことができます。
[spacer]注目すべき条件は?
今回の一連の釣行でわかったことは、天候も多少釣況に影響するということ。具体的には潮のタイミングがかわらなくても晴天と曇天ではキスの活性が異なり、晴天時の方が数、サイズともによい釣果に恵まれました。さらに、時間帯は午前中よりも午後〜夕方がよく、干潮からの上げ潮時が数、サイズともによいという傾向がうかがえました。
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