メバリング・プラグのドリフト釣法
タックルセッティングの考え方
- 【ロッド】
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キャスト精度を考慮して操作性の高いファストやレギュラーファストテーパー、アタリを弾きにくいソリッドティップ、取り回しのよいショートレングスがベスト。捕食したメバルは一目散にストラクチャーへ戻ろうとするため、ショートロッドでもベリーが強いタイプでないと取り込みは難しい。
- 【リール】
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アジやメバル狙いではすべて2000番クラスのノーマルギヤを選択している。ギヤ比の異なるリールを使いわけると、リトリーブの感覚がかわってイメージ通りにレンジキープできなくなるからだ。また、手を大きく動かさずにリーリングに集中できるショートハンドルに交換している。
- 【ライン】
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低活性時を除いては、表~宙層を無防備に泳ぐ、もしくは流されているベイトを演出することがキモとなる。いわゆるドリフト釣法である。そのため、デッドスローのリーリングによるレンジキープを可能にするためにも、浮力のあるPEラインは欠かせない。夜間でも視認性のよいホワイトカラーを選択し、ラインの軌道によってルアーのトレースコースを把握するように努めている。
- 【リーダー】
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表面硬度が高く傷つきにくいフロロがベスト。さらに、しなやかさも合わせ持つタイプが理想だ。
- 【プラグ】
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シンキングペンシルがメーン。イカパターンや表層を強く意識しているときはマグバイト・ミミックをメーンに釣りを組み立てる。オモリ内蔵ではないものの、ややファットな形状で飛距離を稼げる。また、スローな沈下速度でデッドスローに引けるため、表層狙いの釣りで抜群の効果を発揮する。少し波気があって沈め気味のアプローチに反応がよい場合は、ソリッドボディーでシンカー内蔵タイプを使用している。細身ながらもゆったりとしたウォブリングによって適度な引き抵抗が得られ、レンジキープがしやすい。
カラーに関してはクリア系とシルエットがはっきりと出るようなカラーを持参しておきたい。
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