初夏の欲張りプラン③【淡路島・佐野新島のタチウオ・スズキ・サバ・キス、他】

初夏の淡路島のおすすめプラン

５～６月の淡路島で特におもしろいのはタチウオ・スズキ・サバ狙いのルアー釣りです。タチウオの時合は朝夕のみですが、サバやスズキは日中も期待できます。朝は、これらの回遊魚を狙うのがおすすめです。そして、日中には投げ釣り（置き竿）でキス・カレイを狙いつつ、不意に訪れるルアー釣りのチャンスに備えるパターンで楽しみましょう。

先端回りと内向きにはテトラがないので安全に楽しめます。テトラ帯に上がるときは足もとに注意して下さい。

おすすめの釣り場は佐野新島の南にある波止です。潮通しがいいため魚の寄りがよく、何らかのお土産を必ず確保できます。波止が混んでいるときは内向きでの投げ釣りに専念してのんびり遊びましょう。

ルアー釣りのパターン

朝の狙い方

イワシや小アジといった小魚は、大型魚が近寄りづらい港奥の常夜灯回りなどで夜を過ごして朝になると沖へ出ていきます。タチウオ・スズキ・サバといったフィッシュイーターはそうした小魚を捕食しようと港口で待ち伏せています。したがって、朝は波止の先端付近に釣り座を構え、流れが変化している場所を狙うのが得策となります。

早朝は遠投性に優れた12㌢クラスのよく泳ぐミノーで狙います。

タチウオ・スズキ・サバのいずれもルアーはよく飛び、よく泳ぐ12㌢クラスのミノーで狙います。ルアーを沖へ投げたらリールをただ巻くだけで基本的にはＯＫです。それで反応がなければ、巻きながら竿を小刻みかつ素早く振るサソイを入れましょう。

なお、朝は足もとで釣れることも多いので最後までていねいにルアーを引くことが大切です。

日中の狙い方

初夏は佐野新島の外向きの沖めにイカナゴが溜まることが多く、それを狙うサバやスズキが日中にもあたりをウロウロとしています。海面がざわついていたり、捕食音が聞こえたらメタルバイブやメタルジグといった自重があって遠投のきくルアーを投げてみましょう。偏光グラスをかければ狙い目となる海面のざわつきを把握しやすく、タイミングを逃しにくくなります。

日中は遠投のきくメタルジグやメタルバイブといった重いルアーを用いて狙います。

投げ釣りのパターン

キスは時間帯を問わずによく釣れます。仕掛けを沖へ軽く投げて底まで沈めたら、まずは置き竿にしてアタリを待ちます。それで反応がなければゆっくりと底をズルズルと引きます。それでもアタリがなければ「底を２㍍ほど引いたら仕掛けを張って30秒ほど待つ」というパターンを繰り返して反応をうかがいましょう。

投げ釣りのカレイは25～38㌢級が期待できます。キスは15〜20㌢が中心で、ときおり25㌢ほどの良型も混じります。

カレイは朝夕や満潮前後が狙い目です。ルアー釣りの時合とかぶるため、朝から１～２本の竿を出して置き竿にしておきましょう。

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